信州長野県のくだものの里松川町で農福連携にて農業を行なっています。

生産者の株式会社ウィズファームは、地域の⾼齢の農家などから農地を積極的に引き受けて、農業⽣産の規模を拡⼤するとともに、ノウフクJASの認証を初めて受けた事業者として、農福連携の認知度向上や販路拡⼤にも貢献しています。
障がい者が農業をすることで、農業の担い手になり、且つ障がい者の工賃アップと就労場所の確保に繋がるのではないかと考え、行政の助言もあり独立し2017年に設立した農業法人です。
「幻のふじ」と呼ばれている、長野県松川町のりんご「サンふじ」の栽培を主とした品質にこだわったりんごを生産しています。

「ノウフクりんごで作ったりんごジュース」として、「OMOTENASHI SELECTION」を受賞。

2021年度・2022年度にはOMOTENASHI SELECTIONを2年連続受賞している商品です。

農福連携〜信州長野県松川町のりんご〜

りんご農園

収穫

りんご

株式会社ウィズファームは会社方針である、「地元の主要産業である農業の働き手を障がい者にお願いし、農福連携での栽培を行います」を実践できるように、以下の通り取り組んでいます。

①りんごの木はあまり高くならないように整枝剪定をする。
②野菜畑等は畝と畝の間を少し広めにとる。
③農作業を細分化することで、障がいの程度に応じた農作業に携わってもらう。etc…
このように、障がいがあっても働きやすくなるように、また多くの障がい者の方が働けるように心がけています。

過去にマルシェで販売していた時にお客様から、「障がい者が作ったんだったらもっと安くして」と心無いことを言われたことがありました。
「障がい者が作ったんだからこそ価値があるんだ」という思いと販路拡大のため、いち早く「ノウフクJAS」を取得し、農福連携をPRしながら現在に至っています。

田舎の農村地帯は、本当に過疎化が進み農業の担い手不足が深刻ですが、障がい者の方が農業の担い手になってくれることで農業は救われる時代が来ると信じています。